540°キックとは?
まず初めに、540°キックとはなんなのか話していきましょう。540°キックとはその名のとおり、540°回転して繰り出すキックのことです。
つまり、360度で1回転なので、1回転半キックということになります。
テコンドーのパフォーマンスなどで、注目され始めたこのキックですが、最近では東京リベンジジャーズのマイキーがこの蹴りを炸裂したことでも話題になりました。
一見、とても難しいように見えるこのキックですが、登録者数250万人をこえるpigmieはたった5分でできる540°キックと銘打って動画を紹介しています。
どうすれば、1回転半キックはできるようになるのでしょうか?
早速、見ていきましょう。
ステップ1:1回転しながらジャンプ
何事も段階を経ることが重要です。まず初めのステップは、簡単な1回転ジャンプ。それも1回転してからのジャンプです。
この時、利き足を使ってジャンプをしたいので、まず利き足とは反対の脚を軸にして半回転します。
次に、半回転して着地した利き足を使い、ジャンプをしながら、もう半回転しましょう。
※以下、利き足を右足とします。
ステップ2:ジャンプの最後に左膝をあげる
次に、左膝をあげる段階をプラスしましょう。
左足を軸に半回転。そして、右足でジャンプしながら、さらに半回転していた部分で左の膝を高くあげます。
左の膝を高く上げながらジャンプをするので、バランスをしっかり取るように心がけましょう。
力強くジャンプすることもポイントです。
ステップ3:実際に540°回転する
さらに段階を進めます。このステップの目的は540°回転する感覚を掴むことです。
540°キックを実際に想定するために、ステップ2の延長線上で1回転半してみましょう。
まず、左足で半回転。そして、1回転ジャンプです。
初めは、左膝を上げるのは難しいと思うので、1回転ジャンプを加えるところから初めてみましょう。
ステップ4:キックのフォーム
次のステップはキックの練習です。540°回転ができても、キックができなければ元も子もありません。
キックをしながら素早く回転できるように、綺麗なキックフォームを学びましょう。
ルーカスは動画内で、一番起こりやすい間違いについて指摘してくれています。
最も起こりやすい失敗例は、高く蹴ろうという気持ちが強すぎて膝が上を向き、真上に蹴り上げてしまうこと。
サイドキックをするときは、股関節を内旋し、横回しに蹴るように心がけましょう。
ステップ5:ジャンプの際に両膝を順番に上げる
このステップ5はステップ2の延長線でできるようになります。
ステップ2では、左膝のみを上げていましたが、ここでは右膝も左膝を追うように上げていきましょう。
この時、両膝ともしっかりと高さを出します。
すると、着地の際に、両足でスクワットをするような体勢になるかと思います。
この体勢が取れれば、ステップ5は完了です。
ちなみに、ここでは、540°回転する必要はありません。できるだけ両膝を連動して上げられるようになりましょう。
ステップ6:両膝を上げつつ540°回転する
ついに、佳境となってきました。
ステップ5でできていなかった540°回転にトライしてみましょう。
左足を軸に半回転、そして右足でジャンプして両膝を順番に高くあげながら1回転です。
ステップ6は難しいと思うので、時間をかけてマスターしましょう。くれぐれも怪我のないように、捻挫や突き指に気をつけて行なってください。
ステップ7:上体を倒しながら540°
さぁ、540°キックまであと一歩です。
ステップ6でマスターした540°回転を上体を倒しながら行いましょう。
これは、キックをより高く繰り出すためのフォームになります。コツは、右足でジャンプを踏み切る時に上体を倒してかがむこと。
そして、屈んだ力を利用して、思い切り良く踏み切りましょう。サッカーのボレーシュートのような体勢が空中で出来上がるはずです。
ステップ8:実際にキックする
最後に、実際にキックを繰り出しましょう。
大丈夫です。ステップ7まで出来ているなら、出来るはず。
練習したキックのフォームをよく確認して540°キックに挑戦しましょう。
そして、着地ですがここでは両足着地をしていません。右足から着地し、力に逆らわずくるっと半回転しましょう。
まとめ
おめでとうございます。540°キックがあなたの特技に加わりましたね。
今日紹介したYouTubeチャンネルの詳細は以下からご覧ください。
今回参考にした動画はこちら→How to 540 Kick In Only 5 Minutes | Learn Fast
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