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シャーロック・ホームズのような観察力を身につける5つのテクニック

06/21/2022 | BLOG

はじめに

稀代の名探偵シャーロック・ホームズ。

その観察眼と推理力は、今もなおミステリーファンを熱く惹きつけます。

「不可能を消去して、最後に残ったものが如何に奇妙なことであっても、それが真実となる」

『緑柱石の宝冠』(1892年)より

鋭い観察力と発見した事実にもとづいて推理を組み立てるシャーロック・ホームズの思考力は、

ミステリー好きなら誰しもが真似をしたくなったことがあるかもしれません。

今日は、実際にどうしたら名探偵のように物事を観察できるかというテーマについて、

HOW TO OBSERVE like Sherlock Holmes – 5 Hyper Observant Techniquesを元に、

観察力を高める5つのテクニックを紹介します。

他者、周囲の物事へ注意を向ける

日々の生活をする中で、人は誰しもさまざまな感情を抱くものです。

「今、あの人に見つめられた。変に思われたんだろうか?」

「今日のコーデ、TPOにあってるかな?」

「お腹すいた、、、」「あつーい」などなど。

しかし、気づいてみると意外と多くの感情が、自分自身がどう思っているか、

どう思われているかについてであることがわかります。

観察力は自分の内心に向けられた注意を、他者そして自分の周りの物事に向けることで高まります。

例えば、何かの失敗を引きずって、その事を何分も気にかけるより、

さっきから部屋の隅の男が腕組みをしていることに注意を向けてみましょう。

話をしていて噛んでしまったり言葉を間違えてしまったりしたことを気に掛けるより、

外交問題について話し始めた時、あなたの前の女性は、何回瞬きをしたかに気を配ってましょう。

このように、自分の内面の感情や思考に捉われるよりも、先に

周囲の事実に目を向けることが観察力を高めるための第一歩となります。

普段との変化に気づく

一定の期間、周囲の状況を観察し続けると、

どんな特徴があるのか、どんなことが起きるのかのベースラインが完成します。

これを、「普通」と呼びます。

この「普通」と、将来起きる、または現在起きている事柄を比べ間違い探しを行います。

これが違和感、相違点となるのです。

この「変化」に気づくことが2つ目に観察力を高める方法です。

先ほどの例を思う1度使うなら、腕を組んだ男は、腕を組む前に何をしていたか、

そして、外交問題の話をする前、あなたの前の女性は何度瞬きをしていたか考えてみましょう。

推理力、観察力において「変化への気づき」はとても重要です。

気が散る要素を省く

3つ目のテクニックは気が散るものを遠ざけること。

観察には集中力が必要になります。

もしあなたがスマホに夢中になっていれば、

瞳の大きさやかすかな物音の変化など、周囲の微小な変化に気づくことは当然できません。

心のあり方も同様です。無用な感情が錯綜していては、周囲に注意を向けることはできないでしょう。

しかし、気が散る要素を省いていくと、段々とやることがなくなり退屈してきてしまいます。

ここで自分自身に『変化を探す』という目的を与えてみましょう。

たくさんのことに1度に注意を向けるのは大変ですから、

まずは、1つから始めてみましょう。次にふたつ。

このようにだんだんと対象を増やし、観察に慣れてくると

自然と大勢のボディランゲージが見てとれるようになってきます。

これはマニュアル自動車の運転と同じようなもので、

最初のうちはギア変更やクラッチの操作に意識を向けがちですが、徐々に慣れるに従って操作よりも、

周囲の交通状況、ラジオの内容、最近道路沿いに出来たお店などの情報が入るようになってきます。

観察力が高まると部屋に大勢いる人たちの動向も自然に観察できるようになるため、

装いや態度に違和感のある人物に直感的に気づくことができるようになります。

つまり、観察力が自動的に発揮されるようになるわけです。

字幕なしで海外の映画を観る

4つ目のテクニックは、海外映画を字幕なしで観ることです。

NetflixやU-Nextなどで全く知らない言語のものを選びましょう。

言葉がわからない映画を観るので、もちろんどんな展開で物語が進んでいるのかは知ることはできません。

その代わり、登場人物の機微や背景にどんな建物があるかなど、

映画の中で起こっている事柄に集中して観察をしてみましょう。

もしかしたら、普通に映画を観ていては気付けないことがわかるかもしれません。

また、気づいたことをもとにどんな話なのか、今後どのような展開になるのか

推理してみるのも良い練習でしょう。

何本か映画を観た頃には観察力がかなり上がっていること間違いありません。

観察した要素をつなげて推理にする

5つ目のテクニックは、観察によって気づいた変化をつなげ、推理することです。

シャーロック・ホームズの素晴らしい点は、観察し変化に気づくだけでなく、

それを推理に発展させ、何が実際に起こったか言い当てることが出来るという点です。

変化を推理に発展させるためには、観察によって気づいたそれぞれの変化、違和感に

なぜそんなことが起こったのかの理由づけを行い、1つのストーリーを作り出す必要があります。

例えば、男性のシャツには赤いシミのついていて、時間は午後1時頃、

彼の息からトマトの匂いがするようであれば、

彼はランチにトマトスパゲッティを食べたのだろうという推測ができます。

これを推理と呼ぶのです。

まとめ

観察力を高めれば、名探偵と言わずとも人生のさまざま場面で役立ちそうですね。

最後に1つテクニックを付け加えるとするならば、

「自分の感情や偏見を元に推理を行わないこと」です。

観察を続け、「普通」というベースラインが完成しますが、

その基準は常に正しいのか客観的であるのか厳しく見極める必要があります。

さもなくば、間違った推理で無用に誰かを傷つけてしまうかもしれません。

対人関係では、推し量るだけでなく単刀直入に聞いてみることも大事かも

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